長射程ロケット弾供与へ

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共同通信

 【ワシントン共同】米国は3日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに21億7500万ドル(約2850億円)規模の追加軍事支援をすると発表した。攻撃範囲を2倍にできる新兵器を初めて盛り込んだ。「GLSDB」と呼ばれる長射程ロケット弾で、供与済みの高機動ロケット砲システム「ハイマース」から発射できる。

 GLSDBは従来のロケット弾の弾頭部分に戦闘機用の小直径爆弾を組み合わせた兵器。これまでウクライナに供与してきたものは射程約80キロとされる一方、GLSDBは約150キロ。さらに遠くの軍事目標を高い精度で攻撃できる。