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共同通信
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ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は4日、2014年にロシアが併合したクリミア半島がウクライナから長距離兵器で攻撃された場合は核兵器を含むあらゆる手段で報復すると警告した。タス通信などが伝えた。
メドベージェフ氏はロシア人記者の質問に文書で回答。クリミアなど「ロシアの深奥部」が攻撃されれば「軍事ドクトリンに書かれている核戦力を含め、あらゆる兵器を使う。報復は速く、厳しいものになる」とし、核使用を辞さない考えを明確にした。
ウクライナによるクリミア奪還の試みはロシアを交渉に向かわせるどころか「残りのウクライナの地は復讐で燃えあがるだろう」と主張した。(共同)