マンハッタン区にある絶景スポットに配置されたワゴン車に一晩宿泊するという、一風変わったホテルプランが話題を呼んでいる。
物件を宿泊施設としてオンラインで登録、提供できる新しい形のホテルサービス「エアービーアンドビー(Airbnb)」を使ってジョナサンという男がワゴン車をマンハッタン区内にある数々の絶景スポットに配置し、宿泊客を募っている。もっとも手ごろな“ワゴン車ホテル”は一泊22ドルで提供されているが、イースト川を見渡すロングアイランドシティでの車内泊は35ドルだという。このイースト川沿いの宿泊を経験したという人は、「めったにできない経験をしたが、ワゴン車内にはトイレもシャワーもなく、荷物を置き、足をやっと伸ばせるぐらいかの広さだった」と話しており、「手軽に新しい形の宿泊に興味がある人であればおすすめだ」としている。
そのほかにもエンパイア・ステートビル近くに配置されたイエローキャブ内で一晩過ごすプランも用意されており、こちらは一泊69ドルだという。もっとも人気が高いのは99ドルで提供されている広々としたワゴン車。イギリスから来たという観光客は「マンハッタンの摩天楼を見ながらこのワゴン車で1週間過ごしたが、今まで経験したことのない新しい滞在の形だった」と振り返った。