偵察気球の残骸一部回収

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共同通信
5日、米南部サウスカロライナ州沖で撃墜された中国の偵察気球の残骸を捜す米側の船舶(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は6日のオンライン記者会見で、米軍が東海岸南部沖で4日に撃墜した中国の偵察気球について、残骸の一部を回収したと明らかにした。回収物を中国に返却するつもりはないと強調した。

 撃墜を受け、中国政府が「過度な反応」だと抗議したことに関して「米領空を飛行させて国際法を守らない中国とは異なり、米国は自国領空で撃墜しており国際法を順守している」と反論した。