ミャンマー停戦「努力続けたい」

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共同通信
6日、タイの首都バンコクで取材に応じる笹川陽平日本財団会長(共同)

 【バンコク共同】ミャンマー国民和解担当の日本政府代表を務める笹川陽平日本財団会長が6日、タイの首都バンコクで共同通信の取材に応じた。昨年11月に自身の仲介で実現した、国軍と少数民族武装勢力アラカン軍(AA)の停戦について「順調で問題はない。この停戦をモデルケースにして努力を続けたい」と述べ、別の少数民族武装勢力との和平にも意欲を示した。

 笹川氏は今月4日、ミャンマー西部ラカイン州の難民キャンプを訪れ、毛布や食糧などの支援物資を届けた。国軍とAAは互いに情報共有ができており、停戦は守られているとし、今後は小学校や診療所の建設、難民の帰還支援を行う予定だ。