大間マグロ、水産業者逮捕へ

Published by
共同通信

 青森県警は7日、青森県大間産クロマグロの漁獲量の一部を県に報告しなかったとして、漁業法違反の疑いで、大間町の水産業者2社の社長宅を家宅捜索した。同法違反容疑で社長2人を逮捕する方針。県警への取材で分かった。未報告分を不正に取引していたとみられる。

 資源保護のため、クロマグロは国や地域ごとに漁獲枠が定められ、漁業者は県に漁獲量を報告する義務がある。捜査関係者によると、漁師が割り当てられた漁獲枠を超えて取った分を報告していなかったという。