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共同通信
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フィリピンから日本の広域強盗事件を指示した疑いがある今村磨人(38)、藤田聖也(38)両容疑者が7日午後、成田空港に到着した。約200人の報道陣が詰めかけ、「強盗に関与はあったのか」などと問いかけたが2人は表情を変えず黙ったまま。警視庁の車両に乗り込み、捜査本部のある渋谷署に向かった。
日本に向かう機内では一般客の目に触れないよう捜査員が2人を囲んだ。同じ便に乗り合わせた東京都の女性(61)によると、天井から床までカーテンで仕切られた座席が後部にあり、2人はそこにいたとみられる。「まさか同じ飛行機に乗っていたとは。分かっていたらとても怖かったと思う」と振り返った。