Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】米国防総省は7日、中国の偵察気球を4日に撃墜した後、オースティン国防長官が中国の魏鳳和国防相との電話会談を申し入れたが、中国側に拒否されたと明らかにした。
国防総省のライダー報道官は声明で「今回のような場合、両国軍の対話は特に重要だ。われわれは意思疎通を図る努力を続ける」と強調した。
偵察気球は1月28日にアラスカ州アリューシャン列島北方の防空識別圏に入った後、カナダや米本土の上空を飛行。2月4日に南部サウスカロライナ州沖の領海上で、戦闘機が撃墜した。