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共同通信
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沖縄県が主催し、安全保障関連3文書の改定が沖縄に与える影響について考えるシンポジウムが8日、東京都文京区のホールで開かれた。玉城デニー知事は、3文書に盛り込まれた反撃能力(敵基地攻撃能力)としての長距離ミサイルの沖縄配備について「憲法の精神とは違うと、明確に反対する」と述べた。「かえって地域の緊張を高め、不測の事態が生じる懸念を持っている。沖縄が攻撃目標とされることを招いてはならない」と強調した。
シンポジウムには元内閣法制局長官の阪田雅裕氏、元官房副長官補の柳沢協二氏、同志社大大学院准教授の三牧聖子氏らが出席した。