ハドソン川沿い、日光浴専用ビーチ誕生
今夏オープン、遊泳は禁止
マンハッタン区のハドソン川沿いにあるガンズボート半島に今夏、日光浴専用のビーチがお目見えする。ニューヨークポストが6日、報じた。遊泳は禁止されているが、新たなスポットとして、ニューヨーカーの注目を集めそうだ。
計画は2019年に発表。当初は昨年にオープンする予定だったが、パンデミックの影響で延期された。ジェームズ・コーナー・フィールド・オペレーションズが設計した同計画では、半島の北側に塩湿地が作られ、南側にはビーチのほか、パブリックアート「デイズエンド」、アスレチックフィールド、カヤックや小型ボートの乗り場、並木道などが建設される。
ハドソン・リバー・パーク・トラストのノリーン・ドイルCEO氏は「ハドソン川は、1970年代に水質浄化法が制定されて以来、水環境健全性の面で大きな進歩を遂げたものの、ここは泳ぐためのビーチとして設計されていない」と指摘。「人々は寝転んだり、シャツを脱いだりする場所を求めており、ここはそういう場所だ」と強調した。
マンハッタン区の対岸のブルックリン区ウィリアムズバーグには2028年に、2つ目となるビーチがオープンする。イーストリバーは、イルカが目撃されるなど、水質が急激に改善している。
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