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共同通信
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林芳正外相はドイツで今月中旬に開かれる国際会議に合わせ、韓国の朴振外相と18日に会談する方向で調整に入った。日韓間の最大の懸案である元徴用工訴訟問題を巡り、韓国政府が公表した日本企業の賠償支払いを韓国の財団が肩代わりする案を巡り協議する。外相レベルで解決に向け調整を進める。日本政府筋が10日、明らかにした。
ドイツで開催される国際会議は「ミュンヘン安全保障会議」。両外相が出席する予定だ。韓国の肩代わり案は、元徴用工への賠償問題に関し1965年の日韓請求権協定で解決済みとする日本の立場を踏まえた解決策。韓国政府は、日本側に「誠意ある呼応」を求めている。