小泉元環境相、脱炭素化で挑戦を

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共同通信

 札幌市で4月に開催される先進7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合を前に、北海道の脱炭素化の在り方を考えるシンポジウムが12日、上川町の層雲峡温泉で開かれた。出席した衆院議員の小泉進次郎元環境相は講演で、世界では今後、脱炭素化社会に向けた技術やビジネスが「大きな市場になる」とし、日本も挑戦を促進すべきだとの考えを示した。

 またサーキュラー・エコノミー(循環型経済)の実現には地産地消が重要で「日本の食を支えている北海道から進められることはまだまだある」とも話した。鈴木直道知事は「地域が持続可能な形で次の世代につながっていく機運を盛り上げたい」とあいさつした。