10、11日に撃墜は「気球」

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共同通信
米上院民主党のシューマー院内総務=昨年12月、ワシントン(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米上院民主党トップのシューマー院内総務は12日、米ABCテレビのインタビューで、10日と11日に米軍機が相次いで撃墜した「飛行物体」について、米軍と情報当局が「気球と考えている」と述べた。

 シューマー氏はまた、二つの飛行物体は、4日に撃墜された中国の偵察気球に比べると「ずっと小型だった」とも語った。

 4日に撃墜された中国の気球に関しては、残骸の分析によって「膨大な(中国側の)情報を入手することが可能となる」と指摘。さらに、中国は事件の対応を通じ「うそをついていたことが明るみに出て、屈辱を味わった」との見方を示した。