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共同通信
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【ジュネーブ共同】トルコ南部が震源の大地震に見舞われた隣国シリアを訪問中のテドロス世界保健機関(WHO)事務局長は12日、オンラインで記者会見し、WHOがこれまで110トンの医療物資をシリアの被災地に届けたと明らかにした。被災者のメンタルケアの必要性も訴えた。
内戦で国土が分断されたシリアでは、反体制派地域への国際支援が難航している。テドロス氏はシリアのアサド大統領と会談したことも明らかにし、反体制派地域への支援についても前向きな感触を得たという。