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共同通信
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【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは12日、米軍の戦闘機が同日午後、五大湖上空のカナダ領空で「飛行物体」を撃墜したと伝えた。ロイター通信によると、バイデン米大統領が撃墜を命じたという。今月に入り、米軍機が撃墜した気球などの飛行物体は4件目となった。
物体はヒューロン湖上空約2万フィート(約6100m)を飛行、民間機に危害を及ぼしかねないとして撃ち落とした。北米上空では、今月4日に米軍が中国の偵察気球を撃墜した後、3日連続で「飛行物体」が撃墜されたことになる。
12日の撃墜に先立ち、米連邦航空局は西部モンタナ州と五大湖のミシガン湖上空を一時閉鎖した。