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共同通信
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週明け13日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=131円台後半で取引された。
午前10時現在は前週末比1円24銭円安ドル高の1ドル=131円68~71銭。ユーロは41銭円安ユーロ高の1ユーロ=140円52~60銭。
日銀総裁への起用方針が報じられた植田和男氏が10日夜、当面は金融緩和を続ける必要があるとの認識を示した。大規模な金融緩和策の修正に対する警戒感が和らぎ、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。米長期金利の上昇も円売りドル買いの材料となった。
市場では「米消費者物価指数の内容を見極めたいとして、取引に慎重な投資家も多い」(外為ブローカー)との声が聞かれた。