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共同通信
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日中韓でつくる国際機関「日中韓三国協力事務局」(ソウル)の欧渤セン事務局長=中国=が13日までに東京都内で共同通信のインタビューに応じた。米中対立などで安全保障上の緊張が高まっていることを念頭に「北東アジアの平和と安全を守るためにも、ここに住む私たち3カ国の協力が非常に重要だ」と訴えた。
欧氏は、平和維持や経済分野での日中韓協力が実現すれば「3カ国にとどまらず全世界に恩恵をもたらす」と強調した。
協力事務局は、日中韓政府が協力推進を目的に2011年に設置した。最近は日韓関係や対中感情悪化などで、毎年開催だった首脳会談も3年連続で見送り、協力ムード醸成が課題となっている。