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共同通信
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【北京共同】中国外務省は13日、米国の気球が昨年以降、10回超にわたり許可なく中国上空に飛来したと発表した。
一方、中国の一部メディアは12日、山東省青島市の海洋発展局が山東半島沖で「正体不明の飛行物体を発見した。撃墜する準備をしている」として、漁船に注意を促す通知を出したと報じた。漁船付近に落下物があれば、写真を撮るよう協力を求めたという。
報道から半日がたっても撃墜したとの発表はなく、交流サイト(SNS)では「ためらわず撃ち落とせ」「米国が偵察のために送り込んだに違いない」とする書き込みが13日までに相次いだ。