クイーンズにもようやく導入 シティバイクがエリア拡大

シティバイクの利用回数は、同プログラム開始から2000万回を超えている (photo: Daily Sun)


 ニューヨーク市の自転車シェアプログラム「シティバイク」は5日、クイーンズ区に初となるバイクステーションをオープンした。
 これにより、これまで困難だった同区とブルックリン区間の行き来が容易になる。クイーンズ区初のバイクステーションの場所は、ウォーターフロントパークとイースト川フェリーターミナルに近い、ロングアイランドシティのセンター・ブルバード、ボーデンと54番街の間。今週中に、バーノン・ブルバード=ジャクソン・アベニューの地下鉄7番線の駅や31丁目のトムソン・アベニューなど、さらに11のバイクステーションのオープンが予定されている。
 同プログラムは2013年5月の開始当初、クイーンズ区での導入も計画されていたが、12年に米東部を襲ったハリケーン「サンディ」の被害や運営上の問題により、同区での導入が遅れていた。ブルックリン区のグリーンポイントやウィリアムズバーグ、ベッドスタイでも今夏、90以上の新しいバイクステーションがオープンする予定。また、マンハッタン区アッパーウエストおよびイーストサイドにも、約50のバイクステーションが新設される。