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共同通信
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【ソウル共同】韓国統一省は13日、朝鮮戦争などで生き別れた南北離散家族の韓国側団体が北朝鮮から招待状を受け、同省に対し訪朝を申請したことを明らかにした。具炳杉報道官は定例記者会見で、訪朝許可の是非について「北朝鮮側の招待機関の性格や信頼性などを注視している」と述べるにとどめた。
離散家族の再会事業は2018年を最後に行われていない。離散家族団体の招待は、北朝鮮への圧力路線を取る尹錫悦政権に揺さぶりをかける狙いもありそうだ。
具報道官は、北朝鮮側の招待機関について「現段階で把握している機関ではない」とした。招待を受けたのは「南北離散家族協会」で、10日に訪朝を申請した。