GDP、年率0.6%増

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共同通信

 内閣府が14日発表した2022年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除く実質で前期比0.2%増、年率に換算すると0.6%増だった。プラス成長は4~6月期以来2四半期ぶり。海外経済の減速懸念から企業の設備投資が減少したが、旅行需要の回復により個人消費が堅調で景気を下支えした。

 同時に発表した22年の実質GDPは前年比1.1%増だった。

 10~12月期を項目別に見ると、個人消費が前期比0.5%増、設備投資は0.5%減だった。輸出は1.4%増、輸入は0.4%減だった。

 名目GDPは前期比1.3%増となり、年率換算で5.2%増だった。