有害情報の削除拡大、開始前倒し

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共同通信
警察庁などが入る中央合同庁舎2号館

 警察庁は14日、インターネット上の有害情報として削除を要請する対象の拡大について、開始日を当初予定していた3月1日から今月15日に前倒しした。各地で相次いだ広域強盗事件の実行犯はネット上の「闇バイト」に応募してグループに加わったとされ、警察庁は、こうしたネットを介した犯罪の現状を重く見て有害情報の監視強化を急ぐ。

 サイト管理者らへの削除要請は、違法性の高い違法情報と、その他の有害情報に分けて対応しており、新たに有害情報の対象として「爆発物・銃器の製造」「殺人、強盗」「銃の譲渡」「臓器、人身売買」「硫化水素ガスの製造」「ストーカー行為」などを追加する。