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共同通信
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政府は、健康保険証とマイナンバーカードが一体化した「マイナ保険証」の代わりとなる「資格確認書」の有効期間を最大1年とする方針を固めた。確認書は申請に基づき無料で発行する。複数の関係者が16日、明らかにした。
現行の健康保険証は2024年秋に廃止し、マイナ保険証に切り替える方針。マイナ保険証を所有していない人は、確認書を医療機関の窓口で提示すれば保険診療を受けられるようにする。経過措置として、現行保険証も1年間に限って利用できるようにする。
政府は、24年秋以降はマイナ保険証の利用が原則とする一方、カード自体の取得は義務ではないことから、資格確認書を発行して対応する。