ロシア、各地で愛国行事開催へ

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共同通信

 ロシア紙RBK電子版は16日、ウクライナ侵攻開始から1年となる24日に合わせ、ロシア大統領府が国内の各地域に愛国的な行事を開くよう要請したと伝えた。戦闘が長びく中、国民を鼓舞し軍の士気高揚につなげる狙いとみられる。兵士をたたえる動画を撮影したり、兵士の身の周りのものを手作りしたりする催しが準備されているという。

 行事は20~24日に催される。23日は祖国防衛に携わった軍人をたたえる「祖国防衛者の日」で、プーチン氏は例年、大統領府があるクレムリンの脇で、第2次大戦の戦死者をまつった「無名戦士の墓」に献花している。21日には連邦議会で演説し、ウクライナ情勢に言及する見通し。