撃墜の3飛行物体、偵察目的否定

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共同通信

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は16日、ホワイトハウスで演説し、米軍が10~12日に米国やカナダの領空で撃墜した三つの飛行物体について、中国が関与した証拠はないと明らかにし、民間企業や研究機関などの気球だった可能性が高いと述べた。

 バイデン政権は、米軍が4日に東海岸南部沖で撃ち落とした気球は中国が米国の軍事施設を偵察するために送ったものだと断定し、米国の領空を侵犯したと問題視している。バイデン氏は、真相を探るため中国の習近平国家主席と話し合いを望むとも語った。