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共同通信
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【ワシントン共同】米国とカナダの防衛組織、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は16日、ロシア軍の長距離戦略爆撃機など4機が14日にアラスカ州の防空識別圏に接近したため、F35戦闘機を発進させて対応したと発表した。ロシア軍機は、13日にも4機がアラスカ州の防空識別圏に入り、NORADのF16戦闘機が対応している。
NORADによると、ロシア軍機は年平均6~7回、米国の防空識別圏への接近を繰り返している。今回の接近も定期的なもので「脅威や挑発行為とみなすものではない」としている。1月下旬以降に米国とカナダ上空を飛行した物体を米軍が撃墜したこととの関連もないと分析している。