神宮外苑再開発の施工認可

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共同通信
東京・明治神宮外苑のイチョウ並木=2022年11月

 国立競技場などのスポーツ施設が集まる東京・明治神宮外苑で計画されている再開発事業で、東京都は17日、施工を認可し、告示した。着工可能となり、事業者代表の三井不動産によると、春に神宮第二球場の解体工事を開始する予定。

 再開発では、老朽化した神宮球場や秩父宮ラグビー場を解体して場所を入れ替え、商業施設の入る高層ビル2棟を建てる。完成は2036年の見込み。

 一部の都民らからは、大量の樹木が伐採されることや、外苑のシンボルであるイチョウ並木の根への悪影響などを懸念する声も上がっている。