モーガン・フリーマンの孫娘刺殺 禁じられた恋の行方

 アカデミー賞受賞歴もあるハリウッドを代表する俳優、モーガン・フリーマンさん(78)の義理の孫娘であるエディーナ・ハインズさん(33)が16日、マンハッタン区ワシントンハイツの自宅近くで刺され、死亡した。
 ハインズさんは西162丁目とセントニコラス・アベニューの自宅のすぐ近くで午前3時ごろ、身体を15カ所以上刺された。刺し傷の1カ所は胸を貫通していたという。警察はハインズさんを近くの病院へ搬送したが、まもなく死亡が確認された。
 警察が現場に到着した際、ハインズさんの交際相手であるラマー・ダペンポート容疑者(30)は聖書の言葉を口にしながら、横たわるハインズさんの側に突っ立って叫び声を上げていたという。目撃者は、容疑者が彼女に取り憑く悪魔に出ていくように叫んでいたと証言している。ダペンポート容疑者はその場で逮捕され、精神鑑定を受ける予定だ。
 ハインズさんは2008年よりフリーマンさんと恋仲にあり、フリーマンさんの離婚の原因もハインズさんにあるとの噂が絶えず、ゴシップ誌がこぞって掻き立てた。ハインズさんとは血のつながりはないが、40以上の歳の差や書類上では孫であることなどから禁じられた恋と騒がれた。公の場に手をつないで現れるなどしてフリーマンさんの3度目の結婚も近いとされていたが、噂の第一報より4年もたった12年、2人は報道は事実無根であると正式に発表していた。