東証小幅反発、18円高

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共同通信
東京証券取引所

 週明け20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅反発した。終値は前週末比18円81銭高の2万7531円94銭。銀行や鉄鋼といった割安感がある銘柄への買い注文が広がり、相場全体を下支えした。一方、米長期金利が上昇傾向にあることから半導体などハイテク関連銘柄は売られ、重しとなった。

 東証株価指数(TOPIX)は7.78ポイント高の1999.71。出来高は約10億1300万株。

 17日の米国株式市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が下落。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への警戒感が根強く、20日の東京市場でもハイテク関連銘柄の値下がりが目立った。