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共同通信
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国内外で核兵器廃絶を訴える「高校生平和大使」らは20日、ロシアのウクライナ侵攻から24日で1年となるのを前に長崎市で記者会見し、「広島・長崎の惨劇を味わうことがないよう世界中の人々が努力しよう」とする声明を発表した。今後、ロシアとウクライナを含む各国の在日大使館や日本政府に郵送する。
声明では、侵攻が終結する見通しが立たず、心を痛めているとして「何とかこの戦争をやめるよう、英知を結集していかねばならない時だ」と強調。多くの犠牲者が出て、ロシアが核兵器の使用を示唆していることに「大変悲しい思いをしている」とした。
平和大使は1998年、長崎の市民団体が始めた。