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共同通信
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JR西日本の長谷川一明社長は20日、大阪市の本社で定例の記者会見を開き、1月24日夜の大雪で東海道線の多数の列車が立ち往生して乗客が長時間車内に閉じ込められた問題について「降積雪への事前の備えや対応が至らなかった。社長として責任を痛感している」と改めて謝罪した。
長谷川社長は、京都駅に同日の気象予報の条件であれば融雪設備を稼働させることになる独自の基準があったことを認めた上で「(京阪神の)全エリアで標準化するための(共通)基準を作った。個々の駅の基準はなくなっている」とし、京都駅の基準は「教育用のもの(資料)の中に誤って記載されていた」と釈明した。