高齢者ら年内2回、ワクチン接種

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共同通信
2023年度以降の新型コロナワクチン接種のイメージ

 4月以降の新型コロナのワクチン接種について、厚生労働省は22日、65歳以上の高齢者など重症化リスクが高い人は年内に2回打てるようにする方針を決めた。重症者を減らすことを目的とし、高齢者らには5~8月に1度目の接種機会を設ける。9~12月には全ての年代が接種を受けられるようにし、高齢者らは2度目も可能になる。この日のワクチン分科会で了承された。

 無料で打てる予防接種法の「特例臨時接種」を2024年3月まで1年間延長することも決めた。生後6カ月~4歳の乳幼児と5~11歳の子どもの接種も続ける。24年度以降は費用の一部徴収が可能な「定期接種」への切り替えも視野に検討を進める。