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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は23日、「近代化された効率的な軍は国の安全と主権、安定的発展の保証だ」と指摘、今後も大陸間弾道ミサイル(ICBM)や長距離爆撃機など「核の3本柱」を増強していく決意を示した。ロシアの祝日「祖国防衛者の日」に合わせたビデオ声明で明らかにした。
プーチン氏はウクライナでの軍事作戦に参加する軍関係者が「国民と国土防衛のため勇敢に戦っている」と称賛。兵器や弾薬の生産を増やすと約束した。
その上で、米国のミサイル防衛(MD)網を突破して米本土を攻撃できるとされる多弾頭の重量級次世代型ICBM「サルマト」を今年実戦配備すると表明した。(共同)