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共同通信
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【北京共同】中国湖南省長沙市で2019年7月に拘束された50代の日本人男性が今月8日、反スパイ法に違反したとして懲役12年の実刑判決を受けたことが分かった。判決はスパイ活動の詳細について明らかにしていない。日本の外務省関係者が23日、明らかにした。
関係者によると、判決を下したのは長沙市の中級人民法院(地裁)で、個人財産の没収はなかったとされる。上訴は可能。日本政府は、男性の早期解放と司法手続きにおける透明性の確保を中国側に働きかけている。
中国は14年以降に反スパイ法や国家安全法の制定を通じ社会の統制を強め、外国人を厳しく監視している。