中ロと南アが海上合同演習

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共同通信
昨年5月、バレンツ海で行われた極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の発射実験(ロシア国防省提供・タス=共同)

 ロシア政府系テレビ「第1チャンネル」は25日、ロシアと中国、南アフリカの海軍による合同演習の様子を映像付きで報じた。

 南ア沖での演習には極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」を搭載したロシアのフリゲート艦アドミラル・ゴルシコフなどが参加。中ロに新興5カ国(BRICS)メンバーの南アを加えた海上演習の実施で、ウクライナ侵攻を非難する米欧をけん制する狙いがあるとみられる。

 演習は今月17~27日の日程で、25~27日が最も活発な期間とされる。第1チャンネルは、船舶を奪取した武装集団を兵士らが制圧する訓練の模様などを放送した。