緊張緩和へ「努力」

02/26/2023

　【カイロ共同】イスラエルとパレスチナ自治政府の治安当局高官は26日、ヨルダン南部アカバで米国、ヨルダン、エジプトの代表者を交えて会談した。終了後、暴力や緊張の激化を防ぎ「和平実現へ努力する」との声明を発表した。ヨルダン国営ペトラ通信が伝えた。

　一方、イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸北部ナブルス近郊では26日、武装したパレスチナ人がイスラエル人2人を殺害する銃撃事件が発生。会談が情勢の安定につながるかどうかは見通せない。

　西岸では今月、パレスチナ武装勢力に対する軍の作戦やパレスチナ人デモ隊との衝突があり、緊張が高まっていた。