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共同通信
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週明け27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=136円台前半で取引された。
午前10時現在は前週末と比べて1円43銭円安ドル高の1ドル=136円26~29銭。ユーロは1円03銭円安ユーロ高の1ユーロ=143円81~85銭。
米国で前週末に発表された物価関連の統計が市場予想を上回ったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めの長期化懸念が強まり、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢だった。
また日銀の次期総裁候補となった植田和男氏が前週末、現行の金融政策が適切だとの見解を示し、大規模緩和策の修正観測が後退した。