中国にコロナ起源説明要求

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共同通信

 【ワシントン共同】バーンズ駐中国米大使は27日、2019年に中国・武漢で新型コロナウイルスの感染拡大が起きた経緯について「中国がより正直になるように要求していく」と述べ、情報開示を求めていく考えを示した。米本土上空で偵察気球を飛行させたことにより「中国は世界の信頼を失った」と批判した。米商業会議所のオンラインイベントで語った。

 新型コロナの起源を巡っては米エネルギー省が、確度は不十分ながら武漢のウイルス研究所から流出した「可能性が高い」との分析結果をまとめたと報じられている。