子ども連行1万6千人特定

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共同通信

 【キーウ共同】ロシアがウクライナの子どもを連れ去っている問題で、ウクライナ当局が1万6千人超について身元を特定したことが28日までに分かった。この問題を担当する、子どもの人権に関する大統領顧問ダリア・ヘラシムチュク氏は共同通信の取材に、違法な養子縁組や国籍変更で「ロシア化」を進めていると懸念。「ジェノサイド(民族大量虐殺)」だと非難し、国際社会に支援を訴えた。

 ロシアから取り戻した子ども307人の聞き取りなどから「連行は計画的だ」と指摘した。