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共同通信
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大手回転ずしチェーンのくら寿司は2日、全店舗のレーンに、人工知能(AI)を搭載したカメラシステムを導入したと発表した。回転ずしを巡っては客の迷惑行為が相次いでおり、客の不審な動作を検知することで未然に防ぐ狙いがある。
くら寿司は2011年から、レーン上を移動するすしにカバーを付けている。全店舗で客が取ったすし皿を数えるためのカメラをレーンに設置済みで、一連の問題を受け既存システムを改修した。客が一度取った皿を戻しカバーを閉めるといった不審な開閉をカメラが検知する。
AIカメラが異常を検知すると、埼玉県日高市と大阪府貝塚市にある本部に通知が届き、店舗に連絡が入る仕組み。