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共同通信
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【エルサレム共同】ヨルダンのアブドラ国王は5日、同国を訪問したオースティン米国防長官と会談し、イスラエル、パレスチナ双方による暴力の連鎖が続くパレスチナ情勢で緊張緩和の必要性を訴えた。ヨルダン国営ペトラ通信が伝えた。両氏はまた、中東でのイランの脅威拡大を背景に、両国間の防衛協力拡大についても話し合った。
アブドラ氏は、イスラエル、パレスチナの「2国家共存」に向けた和平交渉再開のため政治的機運を高める必要があると強調。パレスチナの独立国家はヨルダン川西岸とガザを主要領土とし、首都は東エルサレムだと語った。オースティン氏の反応は伝えられていない。