女児プール死亡事故で和解

Published by
共同通信

 東京都練馬区の遊園地「としまえん」(閉園)のプールで2019年8月、遊具の下に入り込み死亡した埼玉県朝霞市の小学3年森本優佳さん=当時(8)=の遺族が、安全管理を怠ったなどとして、経営する西武鉄道など4社に計約7500万円の損害賠償を求めた訴訟は6日、東京地裁で和解が成立した。

 遺族側代理人は取材に「秘密条項があるため詳しい内容は公表できない」と話した。西武鉄道も和解内容は控えるとした上で「改めて哀悼の意を表し安全対策を強化していく」とコメントした。

 訴状によると、事故は子ども向けプールで発生。大型遊具の下で、優佳さんが心肺停止状態で見つかり、搬送先で死亡が確認された。