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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナに侵攻するロシアの戦争犯罪を調べる国際司法チームは6日までに、ロシア軍が一時占領したウクライナ南部ヘルソンで、少なくとも20カ所の拷問施設の運営にロシア政府が組織的に関与していたとの調査結果を発表した。ロシア側はウクライナでの民間人への戦争犯罪を否定している。
ヘルソンは昨年3月から約8カ月間、ロシア軍が占領し、同11月にウクライナ軍が奪還した。欧州連合(EU)と米英の司法関係者による国際司法チームがウクライナの検察当局と協力し、拷問を受けるなどした千人以上から証言を集めた。