全人代、空母やパンダの関係者も

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共同通信
中国全人代の代表として、取材に応じる空母「遼寧」に搭乗した朱悦萌氏=5日、北京の人民大会堂(新華社=共同)

 【北京共同】中国で開幕した全国人民代表大会(全人代)に出席する代表には中国軍の空母やパンダ研究施設の関係者もおり、一部の代表らが会議の合間に記者団のぶら下がり取材に応じている。取材対象は中国が決定。習近平国家主席は3期目の指導部を側近らで固めており、代表らも習氏への忠誠を誓った。

 空母「遼寧」に搭乗する新人の女性代表朱悦萌氏は5日、記者団の取材に「私たちの青春と夢は祖国の空母事業と一体だ」と胸を張った。

 「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」の女性副主任、侯蓉氏は、1994年から2022年までに200頭以上増やしたと語り、「習主席がわれわれを励ましてくれた」と持ち上げた。