戦争巻き込まれ、86%が危惧

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共同通信

 内閣府が7日付で発表した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」で、日本が戦争に巻き込まれる危険について「危険がある」「どちらかといえば危険がある」と答えた人は計86.2%だった。回答の選択肢が現行と同じになった2009年以降、最多。自衛隊の規模については「今の程度でよい」が53.0%で、「増強した方がよい」41.5%を上回った。

 調査は22年11月17日~12月25日に18歳以上の男女計3千人に実施し、回収率は53.4%。

 戦争に巻き込まれる危険が「ある」「どちらかといえばある」と答えた人に複数回答で理由を聞いたところ、「国際的な緊張や対立」が85.7%でトップだった。