「女性の尊厳回復が急務」

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共同通信

 【ニューヨーク共同】8日の国際女性デーを前に、国連安全保障理事会は7日、女性と平和をテーマにした公開会合を開いた。参加者は、ウクライナ侵攻を続けるロシアやアフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権などによる女性抑圧に懸念を表明。女性の尊厳回復が急務だとの発言が相次いだ。

 米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、昨年ウクライナを訪問した際、ロシア兵から拷問や性的暴力を受けた女性と面会したことに言及。「彼女たちの顔に刻まれた痛みを決して忘れることはない」と述べ、犯罪行為を裁く必要があると強調した。

 ノーベル平和賞受賞者のリーマ・ボウイーさんも演説した。