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共同通信
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【ワシントン共同】ジャンピエール米大統領報道官は8日の記者会見で、バイデン大統領が今後10年間で財政赤字を約3兆ドル(約400兆円)削減する方針を9日発表の予算教書で表明すると述べた。財政規律を重視する姿勢を示す狙いがあるとみられる。
ジャンピエール氏は「富裕層や大企業が公平に負担する税制改革を提案し、石油や製薬などに関わる無駄な支出を削減する」と説明した。
米国では予算編成権は議会が握り、予算教書は議論のたたき台となる。ホワイトハウスはすでに、高齢者向け公的保険メディケアについて富裕層の保険料率引き上げを提案すると発表している。