マンハッタン区長ゲイル・ブリュワー氏およびニューヨーク市議会議員ダニエル・ガロドニック氏、コリー・ジョンソン氏は、10日付の地元紙デイリー・ニュースの論説で、タイムズスクエアで観光客と写真を撮ってチップを得ている上半身にボディーペイントを施したトップレス女性や、エルモやスパイダーマンなどの人気キャラクターに扮したストリートパフォーマーたちの活動場所を制限する条例案の詳細を明らかにした。
タイムズスクエア・アライアンスが支持を表明する同条例案の下では、市の土地区画規制に変更を加え、タイムズスクエアの歩行者天国をこれまでのような道路ではなく「タイムズスクエア・コモン」という名称の一地区に分類し、これを異なった規制を受ける3つのゾーンに分ける。アクティビティー・ゾーンと呼ばれる指定されたいくつかの区画以外では、商品やサービス、エンターテイメントを提供して金銭を要求することが禁じられるため、歩行者天国では通行人がストリートパフォーマーやそれを囲む人だかりに妨害されることなく歩くことができ、テーブルや椅子が置かれた広場では、観光客はのんびりとくつろぐことができるという。
ビル・デ・ブラシオ市長は、問題が多いタイムズスクエアのストリートパフォーマー対策のため、特別委員会を招集していた。