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共同通信
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看護師らでつくる産業別労働組合「日本医労連」は9日、春闘での大幅な賃上げ実現のため、民間と公的医療機関の計200施設以上で組合役員を中心に少人数での短時間ストライキを行ったと発表した。記者会見した森田進書記長は「3年あまり新型コロナウイルス禍で奮闘しているが全く賃上げされていない」と訴えた。
医労連によると、基本給を一律に引き上げるベースアップなど傘下労組の要求に十分な回答が得られなかったため、ストに踏み切った。多くが1時間程度だったという。独立行政法人国立病院機構の運営病院では、2004年の機構発足以降で初の実施となった。