セントラルパークで桜が開花
暖冬で、満開の木も
セントラルパークの運営団体「コンサーバンシー」は8日、桜がほころび始めたと開花を宣言した。通常なら3月末から始まるニューヨーク市の桜の季節だが、暖冬で開花が早まったようだ。
コンサーバンシーはホームページに「チェリー・ブロッサム・トラッカー」を掲載し、桜の開花情報を随時アップデートしている。それによると、西の端、ジャクリーン・ケネディー・オナシス貯水池の近くでは、オカメ桜がすでに満開だ。淡い紅色の一重で、うつむき加減に咲く奥ゆかしさが特徴だ。ただしその周辺の関山桜はつぼみ。こちらは派手なピンク色の八重で、もともと遅咲きという。このためセントラルパーク西側でもこれからも桜は楽しめる。セントラルパーク内のお花見スポットは、同貯水池の東側、ザ・グレート・ローン、チェリーヒル、シープメドウだが、いずれも満開になっていない。
ブルックリン区のブルックリン植物園も桜の名所。日本庭園の周囲を中心に、日本の桜を代表するソメイヨシノなど、いろいろな種類の桜が植えられている。こちらはいまだ開花していない。その他、同区のグリーンウッド墓地、マンハッタン区のサクラパーク、リトルパーク、ルーズベルト島、クイーンズ区のクイーンズ植物園などがおすすめだ。(8日、タイムアウト)
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